頑張っているのに結果が出ない時、自分まで否定していた

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私は昔から、

努力すれば、いつか結果は出る。

そう思って仕事をしてきました。

才能があるとは思っていませんでした。

特別な人脈があるわけでもない。

お金があったわけでもない。

だから、

「自分には何もないんだから、人よりたくさんやるしかない」

と思っていました。

質より量。

人より働く。

人より試す。

人より失敗する。

そうすれば、いつか勝ち残れる。

実際、その考え方のおかげで前に進めた時期もたくさんありました。

でも長く事業をしていると、

努力した量と結果は、必ずしも比例しない

という当たり前のことにも気づきます。

そして私は、結果が出ない時に必要以上に自分を責めていました。

「自分には何もないから、誰よりもやるしかない」と思っていた

若い頃の私は、とにかく量を重視していました。

他の人が10やるなら、自分は100やる。

分からないなら、とりあえずやってみる。

失敗したら、その中から学ぶ。

そういうタイプでした。

実際、事業をするうえで量をこなすことは大切だと思います。

最初から正解なんて分かりません。

やってみなければ、

何が売れるのか。

何がお客様に喜ばれるのか。

自分に何が向いているのか。

分からないことも多いです。

だから私は、たくさん行動して、たくさん失敗することで自分なりの勝ちパターンを見つけてきました。

この考え方自体を、今でも否定するつもりはありません。

ただ、

努力量だけですべてを解決しようとしていた

部分はあったと思います。

事業は努力と結果が比例しない

会社経営を長く続けていると、嫌でも気づきます。

一生懸命やったから売れる。

長時間働いたから利益が増える。

たくさん商品を作ったから成功する。

そんな単純な世界ではありません。

100時間かけた仕事より、

10時間で考えた戦略の方が大きな利益を生むこともあります。

逆に、

「これは絶対にいける」

と思って何か月も準備したものが、まったく売れないこともあります。

量をこなすことは大切です。

失敗することも必要です。

でも、それと同じくらい、

どこで戦うのか、何をやらないのか、どうすれば少ない力で大きな結果を出せるのかを考えること

も大切なのだと思うようになりました。

昔の私は、

「結果が出ないなら、もっと働こう」

と考えていました。

今は、

「そもそもやり方は合っているのか」

を先に考えるようになりました。

自分ではコントロールできないことで事業が変わる

特にインターネットを使った仕事をしていると、自分ではどうしようもない変化が頻繁に起こります。

私は通販や輸出をしています。

ブログも運営しています。

SNSも使っています。

こうした仕事は、外部環境の影響をかなり受けます。

検索エンジンの評価方法が変わる。

SNSのアルゴリズムが変わる。

広告費が上がる。

競合が増える。

プラットフォームのルールが変わる。

為替が動く。

関税や国際配送のルールが変わる。

昨日まで順調だったものが、ある日突然うまくいかなくなることがあります。

輸出をしていれば、関税政策の変更のような自分ではどうしようもない出来事によって、

「この市場は今後どうなるんだろう」

と一気に先が見えなくなることもあります。

自営業をしていると、

自分が何も悪いことをしていなくても、突然ゲームのルールが変わる

ことがあります。

これは長く経営してきて何度も経験しました。

それでも私は「自分の力不足」だと思っていた

問題はここでした。

外部環境が変わった。

市場そのものが悪くなった。

ルールが変わった。

そういう時でも、私は、

「自分の力が足りないからだ」

と思ってしまうことがありました。

売上が落ちれば、

「経営能力が落ちたのではないか」

SNSが伸びなくなれば、

「もう自分にはセンスがないのではないか」

新しい事業がうまくいかなければ、

「自分には才能がないのではないか」

と考えてしまいます。

それまで何年も積み上げてきたものがあるのに、

一つ結果が悪くなるだけで、

今までの努力まで全部意味がなかったように感じてしまう。

そんな時期もありました。

でも冷静に考えれば、それはかなり極端な考え方です。

経営には、自分ではどうにもならない波がある

事業の結果は、

自分の努力だけで決まるものではありません。

市場があります。

景気があります。

競合があります。

タイミングがあります。

運もあります。

社会情勢もあります。

もちろん、

「外部環境が悪いから仕方ない」

と何でも周りのせいにしていたら、事業は成長しません。

自分で改善できるところは改善する必要があります。

でも反対に、

すべてを自分の責任だと思うのも違う

と思うようになりました。

自分で変えられること。

自分では変えられないこと。

この二つを分けないと、必要以上に自分を追い込むことになります。

結果が出ない時に自分を責めると、判断まで悪くなる

これは経営をしていて何度も経験しました。

売上が下がる。

不安になる。

もっと何かしなければと思う。

焦って新しいことを始める。

さらに仕事が増える。

判断することも増える。

疲れる。

そして余計に良い判断ができなくなる。

本当なら、

「今は市場が悪いから少し様子を見よう」

でいい場面でも、

「このままではダメだ」

と焦ってしまいます。

すると、本来必要のなかった投資をしたり、事業を増やしたりしてしまうことがあります。

私は長い間、

苦しい時ほど努力量を増やせばいい

と思っていました。

でも、苦しい時ほど一度冷静になることも必要です。

焦って100の仕事をするより、

一度立ち止まって、本当に必要な10の仕事を選ぶ。

その方が結果につながることもあります。

「結果が出ていない」と「何もしていない」は違う

結果が出ない時、

私はよく、

「自分は何もできていない」

と思っていました。

でも実際には、そんなことはありません。

新しい商品を出した。

記事を書いた。

広告を試した。

発送方法を見直した。

新しい事業を試した。

失敗した。

改善した。

結果にはまだ表れていなくても、何かしら動いています。

つまり、

結果が出ていないことと、何もしていないことは全く違います。

事業にはタイムラグもあります。

今日やったことが来月結果になるかもしれません。

今年失敗した経験が、数年後に別の事業で役立つかもしれません。

数字だけを見ていると、

結果が出ていない期間は全部無駄に見えます。

でも後から振り返ると、

「あの時うまくいかなかったから、この方法を覚えた」

ということはたくさんあります。

停滞している時期にも意味がある

長く仕事をしていると、ずっと右肩上がりということはありません。

伸びる時期があります。

停滞する時期があります。

落ちる時期もあります。

以前の私は、停滞を失敗だと思っていました。

でも今は、

停滞期は次の打ち手を作る期間

だと考えることもできます。

今までのやり方を見直す。

無駄な仕事を減らす。

新しい市場を探す。

別の収益源を育てる。

今まで手を付けられなかったことを試す。

順調な時には、

「今うまくいっているから、このままでいい」

と思ってしまいます。

逆に、うまくいかない時だからこそ真剣に考えることもあります。

私自身、仕事が苦しくなった時に別の事業を始め、それが後から大きな柱になった経験があります。

だから、

停滞している=人生まで停滞している

とは考えないようにしています。

売上の数字と、自分の価値を一緒にしていた

経営者をしていると、

売上や利益という数字を毎日見ます。

今月はいくら。

去年より何%増えた。

何件売れた。

利益はいくら。

数字で成果がはっきり見える仕事です。

だからこそ、危険なこともあります。

売上が上がると、

「自分は頑張っている」

と思う。

売上が落ちると、

「自分はダメになった」

と思う。

いつの間にか、

会社の数字と自分自身の価値を同じものとして考えてしまう。

でも当然、そんなはずはありません。

売上は会社の一つの指標です。

自分自身の価値を表す点数ではありません。

努力には「結果を出すための努力」と「自分を守る努力」がある

若い頃の私は、

努力というと仕事をすることしか考えていませんでした。

長く働く。

たくさん試す。

誰よりも行動する。

それが努力でした。

でも今は、

休むこと。

冷静に考えること。

やらない仕事を決めること。

人に任せること。

結果が出ない時に自分を責めすぎないこと。

これも必要な努力だと思っています。

努力量を増やし続ければ、いつか体も心も限界が来ます。

だから、

頑張るだけではなく、賢く戦うこと。

40代になった今は、それを意識するようになりました。

結果が出ない時こそ、今までの自分まで否定しない

今でも、仕事がうまくいかない時は落ち込みます。

売上が減れば不安になります。

一生懸命作ったものが評価されなければ悔しいです。

それはこれからも変わらないと思います。

でも以前のように、

「結果が出ない=自分はダメだ」

とは考えないようにしています。

今は結果が出ていないだけ。

やり方を変えればいいかもしれない。

市場が変わるのを待つべきかもしれない。

別の道を探す時期なのかもしれない。

そして何より、

今まで積み重ねてきた経験までなくなるわけではありません。

長く仕事をしていると、必ずうまくいかない時期があります。

そんな時に必要なのは、

自分を否定することではなく、

今の状況を冷静に見ることなのだと思います。

結果が出ない。

だから次を考える。

それでいい。

売上が落ちても、自分自身の価値まで一緒に下がるわけではない。

最近はようやく、そう思えるようになりました。

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